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2022.02.23

カテゴリー: スタッフブログ

先日、利回りの良い収益物件はありませんか?と相談を受けましたが、利回りだけで、物件をご紹介することはできませんので、その物件の資産価値も勘案して、お勧めする物件をお選びしたいと思いましたが、なかなか良い物件を見つけるのは、難しい状況です。

不動産の価格については『収益価格』と『積算価格』があり、そのどちらも計算して物件の価値を見出す必要があります。

収益価格は物件から得られる利益を考えて計算する指標です。
計算式は、「運用純利益÷実質利回り」です。
運用純収益=年間家賃収入ー年間経費(管理費、固定資産税、都市計画税、損害保険料など)
実質利回り=(実際の年間家賃収入-年間経費)÷(物件価格+物件購入時の経費)

積算価格は物件そのものの状態から算出する指標で、
計算式は、「土地の価格+建物の価格」です。銀行から融資を受けるときに、その物件にどのくらいの担保価値があるかを知る目安になります。
土地の価格=「公示地価または路線価」×「土地面積」
公示地価とは、国土交通省が毎年発表する土地の価格です。
路線価とは、宅地に接した道路に定められた評価額です。毎年8月頃に国税局が公表します。主に贈与税や相続税の積算の基礎となる数字です。
建物の価格=再調達価格×延床面積×(法定耐用年数-築年数)÷法定耐用年数
再調達価格は、その物件と同じものを新しく手に入れるために必要な金額です。物件の規模や建材の種類、構造によって変動します。

法定耐用年数は、法律で定められた減価償却の年数で、次のように定められています。

  • 木造=22年
  • 重量鉄骨造=34年
  • RC造=47年

この『収益価格』と『積算価格』を計算して、物件の価値を見出し、どちらも相場以上という物件を買っていただきたいと思います。

 

尾張旭市の不動産   リアルフィールド株式会社

 

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