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2020.09.29

カテゴリー: スタッフブログ

秋の行楽シーズン、全国各地で栗拾いが開催されています。

多くの栗園は予約が必要ですが、豊田市には予約なしで入れる「足助みたち栗園」があります。この写真は、栗園の中腹から撮影したものです。

食べるときは美味しい栗の実ですが、拾うときは気を付けないと、イガの棘がチクチクと当たります。
人間以外にも、リスやサルなど、栗が好物の動物はたくさんいますが、わざわざイガに覆われたままの栗は食べないようです。熟した後パックリと割れて、木の下に落ちた栗の実を選んで食べるそうです。
なぜ、栗にはイガがあり、落ちた実を拾って動物は食べるのでしょうか?
実は、栗には「栗虫」と呼ばれる数種類の天敵がいて、まだ実が若いうちに卵を産み付けてしまう虫がいるそうです。そうした天敵から身を守るため、栗はイガという棘のある皮を持つようになったようです。
ちなみに、虫食いの栗を見分ける簡単な方法のひとつとして、収穫後イガを剥いた栗の実をたっぷりの水につけ、浮かんでくる実があったら虫食いの可能性が高いと言われています!
せっかく食べるなら見た目も美味しい栗を食べたいものですね。

 

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